BCPとは

皆さま、こんばんは。。

 

岐阜県大垣市の保険代理店の中村傑です。

 

本日は久しぶりの晴天でしたが、依然として下呂地方では復興が進まず、現地の方々は大変な事になっている様です。

コロナが無ければ、ボランティアが多数集まるのでしょうが、下呂地域在住の方に限定している為、人の出入りが制限されている印象です。

(新聞によれば必要数は足りているとの事でしたが)

 

さてしかしながら、今の状況下で、コロナ×豪雨被害×地震と、災害が複数掛け合わされると、本当に大変な事になっていまいます。大雨により地盤も緩んでいるでしょうから、小さな地震でも土砂崩れは本当に怖いです。

 

今日は、損害保険の代理店として、複数回に渡り「BCP」についてお伝えしていきたいと思います。

 

3月以降コロナにより様々な経済活動が自粛となり、少しずつ回復基調にはあるものの、業種によっては実感に乏しい会社もあります。

 

先行き不透明なこのような時期だからこそ、

「長く生き残れる強い企業となる為に、BCPについて知識を身に着けて頂く」

ために、情報発信をしていこうと考えました。

 

BCPの内容は、複雑でボリュームがある為、これから定期的に配信していくつもりです。

また作成にあたって、私の東京海上の研修生時代の同期の岡部さんにも協力して頂いております。

 

今日は、その第1回目として「BCPとは」何かを説明させて頂きます。

 

BCP(事業継続計画)とは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを予め取り決めておく計画のことです。

 

緊急事態は突然発生します。有効な手を打つことが出来なければ、特に中小企業は、経営基盤が脆弱なため、廃業に追い込まれるおそれがあります。または、事業を縮小し、従業員を解雇しなければならない状況も考えられます。

 

緊急時に倒産や事業縮小を余儀なくされないためには、平常時からBCPを周到に準備しておき、緊急時に事業の継続・早期復旧を図ることが重要となります。こうした企業は、顧客の信用を維持し、市場関係者から高い評価を受けることとなり、企業価値の維持・向上につながるのです。

 

このBCPの特徴は、

①優先して継続・復旧すべき中核事業を特定する、

②緊急時における中核事業の目標復旧時間を定めておく、

③緊急時に提供できるサービスのレベルについて顧客と予め協議しておく、

④事業拠点や生産設備、仕入品調達等の代替策を用意しておく、

⑤全ての従業員と事業継続についてコニュニケーションを図っておく

ことにあります。

 

次回は2週間後に、BCPの必要性についてまとめたいと思います。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

 

<執筆>

〒503-2201 岐阜県大垣市草道島町84-3

LINKS 代表 中村 傑

TEL:050-5328-6694 MAIL:s-nakamura@links-with.biz

 

<監修>

〒502-0916 岐阜県岐阜市西中島7丁目1番24号

株式会社 MIMAMORU 岡部 秀樹

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