補助金採択に向けて③ 加点項目 経営力向上計画

皆様、こんばんわ。

 

今回は、「経営力向上計画」について。

 

最近、小規模事業者持続化補助金にしても、ものづくり補助金にしても、経営力向上計画の認定が加点項目になっています。

 

各種説明会(商工会議所や金融機関)や、要項を読み説いた自分なりの印象をまとめると、次に集約されます。

 

①ドンブリ経営からの脱却

②中長期の経営計画の策定

PDCAサイクルの構築

 

こんな所かと思います。

 

政府としては、日本の99%超を占める中小企業をより強化する事により、日本の国力を強化したい。

しかし現実を見ると、多くの中小企業は(そうでない所も多くありますが)、社長の独断と偏見、ドンブリ勘定で経営を行っている所が多くあるのが実情。

そこから脱却し、中長期の経営計画を策定し、成長の為のサイクルを定着させたいという狙いがあるのだと思います。

 

国の思惑は別にしても、経営計画を策定する事はそれだけでも意味のある事です。

自分の考え(計画)を紙に落とし込み、文章として言葉に置き換える、逆に言語化出来ていなければ自分の中で考えがまとまっていない事になります。

また、可視化する事で自分の思考をシンプルに分かり易くする事も可能です。

加えて、プレゼンする機会において、経営計画があった方が説得力が高い事は言うまでもありません。

 

話は戻りますが、経営力向上計画は申請様式は2枚であり、負担も少ないです。

 

是非、補助金採択に向けた為ではなく、真に強い企業となるべくご活用されてはいかがでしょうか?

 

中小企業庁:経営サポート「経営強化法による支援」